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2019年11月23日
アナログプレーヤーをマイクロ精機のRX-5000、糸ドライブに!
1985年頃、JBLの大型スピーカーに変えたのは大成功だったけど、今度は新たな問題が!Wウーファーで横幅狭い12帖の部屋でボンボン鳴らすモンだから使っている前述のDP-3000のターンテーブルでは振動や共振で音が潰れたりハウったりで随分悩まされました。そこで以前から興味のあったマイクロ精機のRX-5000(ターンテーブルユニット)、RY-5500(モーターユニット)セットで47万を導入。ターンテーブルは重さ16kgの砲金(銅85%、錫他15%の合金)製、慣性モーメントは何と2.7トンというハイイナーシャ。これを手持ちの30mm厚の黒御影石の上に置き、更にトーンアームが音圧の影響を受けない様、3方と天板を10mm厚のガラスをチヲコールで接着。ありとあらゆる可能性を考えて取り組みました。アームはSMEの3009とSTAXのUA-7、カートリッジはMM型のシュアーV-15とMC型デノンのDL-103の従来のラインナップ。悩まされていたハウリングも見事に消え、レコードもゴムシートを介さずダイレクトに置くので定位、分解能、歪感等が著しく改善された様に感じました。
2019年9月12日
マルチアンプドライブに挑戦!
この頃、ステレオサウンド誌でマルチチャンネルアンプドライブの特集記事があり興味もあったし現在のLCネットワークでも特に不満は無かったけど面白そうなので是非トライしてみようと思いつきました。幸いパワーアンプも3ウエイで手持ちが3台あったしあとはデバイダーの購入だけ、デバイダーは管球で回路図があったけどやはり難しそうだったのでヤメ。当時は各メーカー色々出てたけどアキフューズはメチャ高いので断念、最終的にパイオニアかソニーが良さそうで結果パイオニアのD-23に決定、当時10万しました。パワーアンプは手持ちで低域用が6GB8pp、中域用がアキフューズP-300、高域用が7189ppの球とトランジスタのチャンポンで鳴らすことに。レベル調整は写真拡大しても分かる様にツマミが沢山ありますが最終的に各帯域とも遮断スロープは12db/oct、クロスオーバー周波数はLow/Midが500hz、Mid/Hiが7khzに最終的に決定。音は流石、音場はグンと拡がったし、定位感も抜群。最初に聴いたのは「耳タコ」のソニー・クラークの「クール・ストラッティン」ポール・チェンバースのゴリゴリのウッドベース、ピッチカートもアルコも以前より全て良し!やってヨカッタ!!
2017年8月18日
念願のJBL大型スピーカー
昭和52年頃、子供部屋を増築したのを機に余った6帖和室2部屋を合わせて私のリスニングルームにしました。
4間×1.5間、12畳の細長い部屋になったけど、ほぼ一人で聴く部屋だし贅沢は言えません。
部屋がデカくなったら今までのオンキョーのセプターでは物足りないところがイッパイ出てきます(音質的には不満はなかったけど)。そんなこんなで以前からオーディオ誌等で指をくわえて見てきたJBLの大型スピーカー、
JBL4350BWX。これはJBLの最上級のスタジオモニターで、ユニットは全てプロ仕様、4ウエイ5スピーカー構成でウーファーはパラ接続でダブルです。しかし気張って頑張ってみても絶対手が出ません。
値段は左右2本で2百万超、しかし欲しい!でも買ってしまったら後々エライことになる、でも欲しい!・・・そんなこんなで悶々とした日々が続いたけど、買えないなら作ちゃえということで、ユニットは勿論JBL、エンクロージャー(箱)は仕事の取引先の木工所で。ユニットはJBLのプロ用ではなくコンシューマー用のユニットで。ウーファーは2220B(当時5万2千)、中音用のドライバーは超有名な375(当時12万)、ホーンはスラントプレートの巾90cmもある音響レンズHL-90(当時11万)、ホーン部はあの有名なパラゴンに搭載されている楕円型のエクスポネンシャルホーン、ツイーターは075(当時3万5千)、低→中音のデバイダーネットワークは3115(当時4万)、高音は予算も無くなったので低域カットのコンデンサーのみ、エンクロージャーは知り合いの木工所で18mmラワン合板を2枚合わせで36mmで、表面は楢の突板仕上げ、重さは補強も入れると1本100キロを超えてたと思います。これを部屋に運びこむと座が抜ける恐れがあるので、床板めくってスピーカー設置の場所だけ大引と根太を追加しました。
結局、かかった費用は43501本分の100万円足らず、あ〜ぁ、このスピーカーを入れたためにまたアンプやらプレーヤーに不満が出てエスカレートしていくんだろ〜な。
残念乍ら当時の写真は1枚も残ってないけど超有名な岩手県一関のジャズ喫茶「ベイシー」のスピーカーが同じ構成です。
2016年5月22日
iphone6用フロントロードホーンの製作!!
最近パソコンの前で仕事する時、ジャズを聴くのは、もっぱらiphoneで。
アメリカのジャズラジオ局「JAZZ RADIO」をかけっぱなし、流しっぱなしで聴いてます。
しかし先日あるテレビ番組でどこかの家具屋がiphone用のスピーカーということで、なんか弁当箱みたいな形のスピーカーを作ってました。分解できる様で中の仕組みをみたらiphone右下から出るスピーカーの音をホーンロードをかけて開口部から出す仕組み。作った本人はバックロードホーンと言ってましたけど、あれはフロントロードホーンですね。バックロードは振動板の後ろから出た低音成分をロードをかけて増幅するタイプ、私のリスニングルームのスピーカーもこのタイプです。YouTubeで「iphone用スピーカー」で検索してみるとあるわ、あるわ色んなタイプを自作してらっしゃいます。しかし皆さん一様にバックロードって書いてますね。まぁ、そんなこんなで私も作ってみようと思います。一応完成パースを書いてます。材料も今手持ちの楢の集成材があるし、費用は\0円で済みそうだしね。製作記事はこのDIYのページで発表します。
2015年6月4日
ついに買いました、USB DAC(デジタル・オーディオ・コンバーター)!!
現在ジャズを聴くのは、主にアメリカのジャズ局「JAZZ RADIO」が主体で、PCやiPhoneからミニプラグ→RCAケーブルでアンプのAUXにブチ込んで聴いてましたが、音が割れたり、音場感や臨場感もなし、まるでラジオそのものを聴いてる感じで不満が一杯って感じで聴いていました。私の唯一の娯楽がこれでは情けないのでこの際思い切って買っちゃた。コンバーターもメーカー内外色々あるし、価格も安いのは5千円、高いのは50万、百万とあるけど残念ながらこちら田舎ではほとんど置いて無し、試聴して決められないのでCDプレーヤーでは定評のある「マランツ」で、でも年金暮らしのビンボー人にはとてもじゃないけどウン拾万は出せません。てなことでここは一番安いHD-DAC1に決定、それでも上代10万8千円、価格コムやアマゾンで色々調べて結局7万6千円でした。早速繋いで音出し、ラジオ局だけど出てきた音はさすが音場感たっぷりここ近年、オーディオに関しては久しぶりの感動でした。今度はハイレゾ音源の192Hz/24bitも試してみたいね。
2015年5月10日
ボリュームコントロールBOXの自作
現在ウチのステレオはCD、DATからプリアンプ(コントロールアンプ)を介さず信号をダイレクトにパワーアンプに繋いでいます。というのも信号途中で余計なアンプを介すと音が汚れるのでというのが建前で実際はいいプリアンプが無いしあるけどとてもじゃないけど高価で手が出ないというのが本音です。
しかしこのパワーアンプがボロで(音は気に入ってるけど)、時々ボリュームのガリが出るし、第一CDやDATに切り替えるとき一々プラグの抜き差ししなくちゃなんないし、実に不便。
てなことで今回ボリュームボックスを自作することにしました。ボリュームは東京光音製の5千円もする可変抵抗器、
セレクタもメーカー分からんけど高級品で、後ろのRCAプラグも金メッキの高級品?
箱は木製だからお手のもので、前後面のパネルもアルミに金色のシートを貼って高級感を出して、
あとは文字をレタリングして完成。
出てきた音は余り変わらんけど、なにより便利になったのが良しだね。
2015年3月12日
高級セパレートアンプの購入
73年頃トリオという音響機器メーカーの創業者である春日二郎氏らが設立した新しいブランド
「アキュフェーズ」というメーカーが出来ました。国産では今までになかった高級アンプ専門の会社です。そのメーカーから新会社発足と同時に発売されたセパレートアンプ、プリアンプC-200(写真上)、パワーアンプP-300(写真下)価格は外国製よりは安いけど、それでもプリが当時15万5千円、パワーが19万5千円しめてセットで35万円、
こりゃ当時5万そこそこの安月給ではとてもじゃないけど手がでません。当時オーディオ評論家も絶賛していたアンプでしたが諦めざるを得ませんでした。そんなこんなで暮れのボーナスが出たある日、当時東新町にあったオーディオ専門店「オーディオ7」にこのアンプが入ったということを聞きつけ早速試聴に、デモはスピーカJBLランサー101で鳴らしていて、音はやはりさすがJBLのカラッとしたウエストコースト調の音で一遍に気に入りました。そんなこんなで懐具合も考えず即購入、早速持ち帰りウチの装置に繋いでみたけどナンカ違う、今一メリハリに欠けるし、今のサンスイのAU-777アンプと大差ない、なんだこりゃ大枚の金突っ込んでこれでは余りにミジメだね。世間(評論家)の評価と全然違う、信じたオレがバカでした。なんとかしなきゃって感じでそれからが益々オーディオの泥沼に入りこんでいった次第です。と同時にこれからは評論家の評価は信じなくなりましたね。
2015年1月19日
真空管アンプの製作
この頃(72〜75年頃)オーディオ雑誌によく真空管アンプの記事が載りました。この頃はすでにトランジスタ等の半導体アンプが全盛の時代でしたが、真空管アンプは音がいい、温かみがある、音が優しい、演奏がリアルに聞こえる等、非常に興味をそそられる記事でした。
現にプリアンプではマランツ#7やパワーアンプはマッキントッシュMC-275等は当時でも超有名でしたが、悲しいかな超高額、とてもじゃないけど手が出ません
ある日、駅前の本屋に立ち読みするため入ったところ色々ステレオに関する雑誌が並んでいましたがその中に「電波技術」という月刊誌を見つけ、興味本位で見たところ、アンプの製作記事が色々載っていました。
しかし見ても当時電気の知識は皆無で配線図等を見てもさっぱり分かりません。
しかしよく見ると中に実体配線図なるものが、よーするにどのように配線すれば良いか絵入りで解説してるじゃありませんか。
ちょっと待てよこれなら知識がなくても自分で作れるんじゃなんて浅はかな考えで、その本を早速購入。
早速帰って読みあさり、翌日には懐との相談も無しに部品を買いにでかけました。作るアンプは7189App(プッシュプル)アンプ、でも店には抵抗やコンデンサはあっても真空管やトランスは在庫無し。早速取り寄せてもらって、結局かかった金額は部品や工具類でしめて4万円弱、4万円
(この頃約1ヵ月分の給料)もかけて失敗したらどーしょーなんて考えたけど、しゃーないもう買ってしまったんだから頑張るしかない。
そんなこんなで3日位かけて完成、逸る気持ちを抑えきれず早速電源ON。ありゃ10秒もたたない内に真空管のプレートが真っ赤か。即電源OFFして配線見直したけど異常なし原因不明。やはりこういう場合は多少の知識も必要ですね。でも音は出るかな〜、てな感じで一応安物のスピーカ繋いで音出してみました。出ましたね〜、一応元気な音で鳴ってくれました。このアンプは知り合いの無線やってる友人に直して貰えましたけどね。
それからも性懲りもなく6L6GC、6CA7、6GB8、2A3等色んな真空管でシングルやプッシュプル等7台程作りました。特に一番気に入っていたのは6GB8ppアンプこれはシャーシーが前述のマッキントッシュMC-275に似せて作ったもので音も私好みで非常に気に入ってました。
2014年12月18日
LPとCDの音質差
安物同士だったら、当然CDの方がいい。ある程度お金をかけると、どちらも甲乙付けがたい。
お金に関係無く、最善の方法を取るならLPの方が断然いい。
例え新譜でなくとも、古いマスター・テープ(38cm/2トラック)で起こした物を聞き比べると差は歴然としている。
LPはカッター・マシンでは逆RIAAでカットし、再生時にはRIAA変換という工程が含まれる、デジタルではそれが無いため当然有利な筈であるが、最善を尽くしたLPには到底及ばない。致命的欠陥があるのかも知れない。
私も以前コールマン・ホーキンスの「ジェリコの戦い」をLPとCDを聞き比べた時がありましたが、LPの場合はあのカッコイイ、メジャー・ホリーのアルコソロとスキャット、ホーキンスのテナー、フラナガンのピアノのドライブ感とスイング感は、まさにグルーヴしてるって感じ。それにホーキンスのあの独特のゴリゴリのテナーはまさにジャズ。
に比べてCDの音はというとメリハリのない、薄っぺらなって印象でした。
(極端に書いてるんじゃなく、まさにそんな感じ)ただし、LPも音の入口、カートリッジ(針)次第ですね。
安モンのカートリッジじゃダメ。私も色んなメーカーのMM型,MC型を試したけど
デンオン(現デノン)MC型のDL-103に知り合いに貰ったトランスこれが一番の組み合わせでした。
ボディも交換針も安くて丈夫でジャズにはピッタリ。この製品、今でも現行品のようで人気の高さが伺えます。
(本音をいうとオルトフォンなど高い外国製品は買わなかったというよりビンボー人には買えなかったんだけどね)
2014年11月23日
音の入口(プレーヤー)の改良!!
せっせ、せっせと買った LPレコードも5年目位で300枚を超え、ジャズ漬けの毎日。毎日聴いてるとやはり音に対しての不満が出てきます。とはいっても安月給の身分でレコードは買わなくちゃなんないし、ステレオ装置総入れ替えとはいきません。とりあえず音の出口のスピーカは前述のオンキョーに換えたし、こうなれば比較的安価?で済むであろう、音の入口をグレードアップすることにしました。
当時使っていたアナログプレーヤーはアンプ、サンスイAU-777と同時購入した、パイオニアPL-31どこにでもあるフツーのプレーヤーでカートリッジもMM型の一緒についてたもの。
このPL-31も含めてそれまでのプレーヤーの駆動方式はモーターからベルトを介してターンテーブルを回す方式。このころデノン(昔はデンオンと呼んでたけどね)
からベルトを介さずモーターからダイレクトにターンテーブルを回す方式。つまり磁気パルス制御によるACサーボ方式のダイレクト・ドライブを搭載。当時はNHKをはじめ多くの放送局が採用しているDN=302F。これの民生用が発売されたモンだから、オーディオマニアにとっては放っておけません。
てなことで、当時話題になった DENON DP-3000を早速購入!
これはターンテーブル本体だけなのでケースは自作しました。24ミリラワン合板を3枚合わせの積層に、 モーターの入る部分はモーター形状にあわせてくり抜き、上の化粧材は楢の化粧ベニヤを貼り、四方見附は3mm楢の単板、仕上げはステインCL仕上げ。上のカバーは取引先の看板屋でアクリルで作ってもらいました。
これに当時話題のカートリッジで、かの有名な一関の「ベイシー」や全国の有名なジャズ喫茶が使っているアメリカのシュアー V-15Type?。これは MM(ムービング・マグネット)型なので
MC(ムービング・コイル)型も欲しいし、 MC型は有名なオルトフォンのSPUやMC20が欲しいけどとてもじゃないけど手がでません。両方とも5万、10万するし、第一交換針がMC型はボディそのまま交換なので多少は安いけど、針の摩耗の度に5万、10万は出せません。てなことでここはぐっと我慢して、DENONのDL-103、これも放送局では使ってるらしいとのことでこれに決定、昇圧トランスはデノンのオリジナル!
トーンアームはMM型、MC型をその度に交換するのも面倒なので2本付きに!
一本は超有名なイギリスのSME3009、もう一本はコンデンサーで有名なスタックスUA-7。
そんでもって出来あがったのがこんな感じ!
写真はネットからフリー素材を借用しました。
実物ではありません。
残念ながら当時の写真は残ってません。
最初に比較的安価と書きましたが終わってみれば全部で20万近くかかりましたね、あぁ、オーディオは金かかるネ、エライモンが好きになったモンです。
2014年10月19日
アナログとデジタルの音の違い!
今やCD、iPodに代表されるデジタルオーディオ全盛の時代ですが、昔はLPレコードプレーヤーで盤とカートリッジ(針)の擦れる「パチパチ」というスクラッチノイズを聴きながら音楽を楽しんだものですが、85年頃にCDというレコードが現れて度肝を抜かれたのを覚えています。
そんな時代の移り変わりの中、音楽における「デジタル」という言葉、今でこそ普通に使っているけど、本当はどういう事なのか、案外良くわかっていないと思います。
そこで「デジタル」に関してのウンチク!
デジタルというのは、情報を「0」と「1」の数字に置き換え記録する事。では「音」をどうやって置き換えるのか。まずは1秒間を細分化する。(縦分割)これが「標本化=サンプリング」と呼ばれ、どれだけ細分化するか、それが「サンプリング周波数」となる。一般的なCDはこのサンプリング周波数が「44.1KHz」すなわち1秒間を44,100分割している。そしてその分割したもののレベル(振幅)を変換するのが「量子化=ビット」、CDでは16ビットとなっており、「2の16乗」すなわち65,536に縦分割するという事になる。
そしてこのサンプリング周波数とビット数で、1秒間にどれだけのデータを扱えるのか、それが「ビットレート」と呼ばれ、単位は「bit par second=bps」と表す。従ってCDのbpsは44,100×2(ステレオ)x16(ビット)=14,112,000となり、1,411.2bpsとなるのです。
デジタルオーディオプレーヤーが登場し、パソコンから音楽データを流し込んで持ち歩く、今では当たり前になっているが、データ量を軽減したり、短時間で通信出来るようにという事で、様々な圧縮技術が使われている。MP3、ACC、WMAなどがあり、簡単に言うと、元のデータを多少なりとも「間引き」をしているのだ。良い悪いという事ではなく、圧縮された音楽でも、ポータブルのプレーヤーなどで再生しても、特に問題なく聞く事が出来る。
でも、ちょっと待ってほしい!せっかくだから、原音忠実に聞きませんか?CDに記録されている全てを大事にしませんか?クラシックやジャズを聴いている方は特に!
CDから取り込む際に、圧縮して取り込んでしまうと、そのデータはもう元には戻らない。容量は少なくて済むが、ここでこだわってみませんか?環境設定などで「AIFF」もしくは「WAV」というファイル形式で取り込んでほしい。これは無圧縮なので、データが間引かれる事もない。ただ難点は、ファイルサイズがデカくなること。でも家のHDDに、大好きなCDがそのまま保管されてると思えばどうでしょう? 1TB程度のHDDを音楽専用にして「AIFF」もしくは「WAV」で取り込んだ場合は約1,500枚分くらい保存出来ますよ。
ワテも是非やってみたい・・・ところが・・・もうほとんどナイ・・・金に眼がくらんで・・・CDもLPも・・・トホホ!
2014年9月17日
マルチスピーカーに挑戦 !!
以前書いたパイオニア PAX-A25 もチューニングも済ましてまぁまぁの音で鳴ってましたが、
JBL や ALTEC の大型システムへの憧れは捨てきれず、かといって当時為替レート360円の時代で、しかもハタチそこそこの安月給ときては、とてもじゃないけど外国製品は手が出ませんでした。
そんな折にオンキョーからセプターシリーズとして高級ユニットが発売されました。
カタログを一目見てなんといってもカッコイイ、中音用のスコーカは当時アルテックの A7 に使われていた511Bホーンとよく似ていましたが、アルテックのはダイキャストに溶接、こちらは一体成型でしかも肉厚、低音用ウーファーも素晴らしい。やはり昔から国産は造りが丁寧ですね。
そんなこんなで懐との相談も無しに早速購入。
セットで片側10万円足らず、ステレオだから20万円、エンクロージャー(箱)は折角の高級ユニットだから以前のPAX-A25の様にベニヤむき出しというわけにはいかず、仕事の取引先の木工所で特注で依頼、クロスオーバーネットワークはコイルとコンデンサーを近くのパーツ屋で買って自作。なんやかんやで占めて30万程かかりました。70年前後の給料がたしか3万ちょっと、気がついたら月給の10カ月分、今時に換算したらハタチソコソコで約20万、10か月分といったら車買えますがな、当時はエライもんに手ぇ〜出したと反省しきりでした。箱は200L位で木目、生地出しでウオールナット色で業者で塗装、完成したスピーカーは50万クラスの立派なものに仕上がりました。
クロスオーバー周波数は低→中が500Hz、中→高が8000Hz、減衰カーブは12db/oct,ドキドキ、ワクワクしながら最初の音出し、アンプはサンスイのAU-777、出てきた音は実にシャープ、ウーファーとドライバーの繋がりも申し分なし、ハイコンプライアンスウーファーにありがちな反応の鈍さも無く、ジャズには申し分なし、大成功でした。
2014年7月8日
今頃の大掃除!!
明日、土曜日に北高に通ってる孫が
友達を5,6人連れてウチへ来ると昨日連絡があり、
レンタルDVDを見に来るそうで、
私のホームシアターの大画面で見せてと言ってきました。孫に「ちょっと待って〜、今部屋の中は倉庫みたいでモノでイッパイ」。というのもこの前の現場のクロスや床の見本帳やら、工具や果ては残材まで、とても5,6人が座るスキマもないよ〜っと言ったけど、可愛い孫の頼みだから断りきれず今日は朝から大掃除する羽目に。なんとか道具や残材は倉庫に詰め込んでやっとこさ夕方終わりました。
てなことでどうやら孫にも恥かかさなくて済みそう、
おかげで後が大変だ〜、片っぱしから詰め込んだから、不自由な手で整理しなくちゃなんないもんね。
女房は女房で今、明日のためにケーキを作ってます。
2014年6月11日
泥沼の始まり!!
前の投稿で書いた最初のコンポ、
スピーカサンスイSP-2002は1年もたたない内に飽きました。
全帯域にわたってモヤッとした感じが拭いきれないし、市内のオーディオ店(当時市内には5店程の専門店がありました)でアメリカのALTECやJBLを聴くとどうしてもあのウエストコースト調のカラッとした音が欲しくなりました。
以前にこのブログでも書いた、大阪日本橋で聴いたALTECの620が忘れられず、購入を考えましたが、いかんせん値段が2本で60万超、飲まず食わずで働いて支払いに3年以上かかるし諦めざるをえませんでした。
そんな時に出会ったのが国産パイオニアのユニット、
PAX-A25。
口経25cmのユニットですが、同軸で写真の様に真ん中にアルテックと同じ中高音のセルラホーンが付いているし、カッコいいし、フレームはガッチリしてるし、マグネットも強力、当時は単純にアルテックと同じ様な音が出るんじゃないかということで飛び付いた訳です。
ユニット単品発売でしたので、エンクロージャー(箱)は自作、バスレフで指定サイズの箱(容量は忘れたけど結構大きな箱でした)。はやる気持ち抑えられず取りあえずベニヤむき出しで音出し。
出てきた音はム、ム、ム・・・なんじゃコリャ・・・全然違う・・・アルテックには程遠い。
むりもないわね60万のスピーカの音が2万ソコソコで出るわけないし(でも当時の1か月分の給料だよ・・・トホホ)。
それからがオーディオの泥沼の始まりで、ダクトのサイズを変えてみたり、吸音材はどうじゃ配線材はどうだ?、セッティング?、チューニング?あらゆることを試してみました。
2014年5月26日
最初のコンポ!!
高校を卒業して、受験に失敗して家でブラブラ浪人生活をしていましたが小遣い金欲しさにア
ルバイトを始めました。東証1部上場の家具メーカーの徳島支店が、 現在の阿波銀本店が新築した際の、
大量の家具納入でのアルバイト募集ということで採用されました。
(結局、1部上場企業でもあり、所長のすすめもあって
受験は諦めて正式社員として就職しましたけどね)そんなこんなで最初に頂いた給料、1万5千円位だったかな〜、勿論ステレオを買いました・・それもコンポ・・勿論月賦でね!スピーカは当時JBLのランサー101が人気があって、全面サランネットが組格子でトップが大理石でいかにも高級感あふれるデザインでした。しかし値段はなんと20万、2本で40万超、当時は1ドル=360円の時代だからね〜、むりもなし、1.5万円の薄給ではとてもとてもてなことで同じJBLでサンスイが出していた
SP−LE8TこれはJBLのユニットをサンスイのエンクロージャーに入れて発売していたもので、
前面のサランネットがランサー101と同じ組格子で音も気にいっていました。
が・・・これも1本たしか7,8万はしてましたのでこれも諦めて、結局サンスイの同じ組格子でサイズも似通っていた、SP2002で妥協。アンプは同じサンスイのAU777,プレーヤーはパイオニアPL−31D。音は当時サンスイはジャズ向きとの評判通り、まぁ、あぁ満足いくものでした。