丸亀城全景
大手一の門と太鼓櫓、上方丘の上に本丸天守が見えます。
大手一の門、石橋上より左手堀をのぞむ。丸亀城の石垣のほとんどは山崎氏以降のものだそう。
大手一の門、石橋上より右手堀をのぞむ。
大手一の門を潜ると枡形虎口、右手に二の門があり2階が太鼓櫓、
枡形の中は素晴らしい切り込みハギの石垣
大手門枡形より一の門裏を見る。
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別名 | 亀山城・蓬莱城 |
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所在地 | 香川県丸亀市一番丁 |
城地種類 | 平山城 |
築城年代 | 慶長2年(1597)寛永20年(1643) |
築城者 | 生駒親正、山崎家治、京極高和 |
主要城主 | 生駒氏、山崎氏、京極氏 |
文化財史跡区分 | 国指定史跡、重要文化財3件 |
生駒氏四代、外様十七万三千石 |
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世代 | 藩主 | 出自(実父・嫡出関係) |
初代 | 親正(ちかまさ) | 生駒親重の次男 |
二代 | 一正(かずまさ) | 生駒親正の長男 |
三代 | 正俊(まさとし) | 生駒一正の長男 |
四代 | 高俊(たかとし) | 生駒正俊の子 |
山崎氏三代、外様五万石 |
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世代 | 藩主 | 出自(実父・嫡出関係) |
初代 | 家治(いえはる) | 山崎家盛の子 |
二代 | 俊家(としいえ) | 山崎家治の長男 |
三代 | 治頼(はるより) | 山崎俊家の長男 |
京極氏四代、外様十七万三千石 |
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世代 | 藩主 | 出自(実父・嫡出関係) |
初代 | 高和(たかかず) | 京極高政の子 |
二代 | 高豊(たかとよ) | 京極高和の次男 |
三代 | 高或(たかもち) | 京極高豊の四男 |
四代 | 高矩(たかのり) | 京極高或の長男 |
五代 | 高中(たかなか) | 京極高矩の長男 |
六代 | 高朗(たかあきら) | 京極高中の四男 |
七代 | 朗徹(あきゆき) | 京極高周の五男 |
丸亀市街地の南部に位置する亀山(標高66メートル)を利用し、縄張りはほぼ四角形で亀山の廻りを堀(内堀)で囲む、輪郭式の平山城である。石垣は、緩やかであるが荒々しい野面積みと端整な算木積みの土台から、頂は垂直になるよう独特の反りを持たせる「扇の勾配」となっている。山麓から山頂まで4重に重ねられ、総高60メートルの石垣は日本一高く[1]、三の丸石垣だけで一番高い部分は22メートルある。頂部の本丸には江戸時代に建てられた御三階櫓が現存する。この建物は唐破風や千鳥破風を施して漆喰が塗られ高さは15メートルあり、現存三重天守の中で最も小規模である。
室町時代の初期、管領・細川頼之の重臣である奈良元安がここ亀山に砦を築いた。
その後慶長2年(1597)の豊臣政権の時代に、生駒親正が讃岐17万石を与えられ高松城を本城とし、亀山を支城としたが、寛永17年(1640)生駒氏、お家騒動(生駒騒動)により出羽国矢島に転封となり、翌寛永18年山崎家治が肥後国富岡より5万石で入封、丸亀藩が立藩される。寛永20年(1643)城の改修に着手、幕府が瀬戸内のキリシタンの蜂起に備えて城を改修させたのではないかといわれ、参勤交代を免除して突貫工事でやらせている。
山崎氏は三代で無嗣断絶となり改易となる。代わって播磨国龍野より京極高和が6万石で入封、明治時代まで京極氏の居城となる。
丸亀城の歴史・年表
一の門の裏、外敵からの鉄砲や矢を射るための狭間が設けられています。
大手枡形の中にある説明プレート。
大手一の門
太鼓櫓案内プレート
ふぅ〜、ここでやっと半分位かな、坂が余りにも急で、よくふりかえりたくなるので「見返り坂」と呼ばれていたそう。
二の丸直下から見る石垣、それにしても高い見事な石垣です。
三の丸搦手口
中央が三の丸井戸
三の丸
三の丸から櫓台を見る
三の丸から二の丸へ続く虎口
二の丸長崎櫓跡
丸亀城天守閣案内板
天守内の階段、どこの天守も同じだけどムチャ急階段ですね
窓下に投石用の開口の蓋があり、三角の鉄砲狭間もあります。
二層目、二階の内部
延寿閣別館
玄関先御門、藩主専用の門だそうです
内堀東側を望む
資料館前より天守を望む、この日は生憎、資料館は休館日、残念!
丸亀城案内板
一の門を抜けると山下曲輪、山の下にあるから山下曲輪だって、ここから右へ抜けると藩主専用の玄関で左へ抜けるといよいよ見返り坂から本丸天守へ!
大手一の門、二の門の説明プレート。
大手一の門
大手一の門の2階の太鼓櫓内、奥中央に大きな太鼓(当時からのものではなし)があり一発打たせてもらえました。
ここからいよいよ亀山すなわち天守への長〜い急勾配の坂、まぁ、階段よりはマシだね。
三の丸北側の石垣は、隅角部の算木積みされた美しい勾配で「扇の勾配」と呼ばれているそう。
月見櫓
月見櫓へ続く通路
三の丸から二の丸櫓台を望む、
それにしても角は綺麗な曲線の算木積みの見事な石垣です。
三の丸から本丸、天守閣を望む
二の丸曲輪
本丸より天守を望む、三層三階で千鳥破風が東西に、唐破風が南北につけられたシンプルな造り、全国の天守のなかでも一番小さいとの事。
火縄銃の展示
兜の展示、戦国時代と違って実用より装飾、見てくれを重視した造りです
三層目、最上階の内部
番所・御籠部屋
内堀西側を望む
内堀西側から
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